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Ubuntu セットアップコマンド集

投稿日: 2026-03-31 / 投稿者: 管理者 / タグ: Ubuntu, Linux, セットアップ, コマンド

Ubuntuを入れた直後に「まず何を叩けば環境が整うか」を用途に寄せてまとめたコマンド集です。すべてを一度に実行する必要はありません。目的(開発/リモート接続/GUI/サーバ)に合わせて必要な章だけ実行してください。

1. パッケージリストの更新とアップグレード

まずはシステムを最新の状態にします。(-y は確認プロンプトを自動でYesにするオプションです)

sudo apt update
sudo apt upgrade -y

2. 不要なパッケージの削除

アップデート後に不要になった古いパッケージや依存関係を綺麗に削除します。

sudo apt autoremove -y

3. ドライバの更新(必要な場合)

グラフィックボードなどのサードパーティ製ドライバを確認し、システムが推奨するものを自動インストールします。

# 利用可能なドライバを確認する場合
ubuntu-drivers devices

# 推奨ドライバを自動インストールする場合
sudo ubuntu-drivers autoinstall

4. 便利ソフトのインストール

画面分割ができるターミナル「Terminator」のほか、開発によく使う基本ツール(git, curl, build-essentialなど)をまとめてインストールします。

sudo apt install -y terminator git curl build-essential

5. システムの再起動

カーネルやドライバの更新を適用するため、最後に再起動を行います。

sudo reboot

6. まず確認する(OS/カーネル/空き容量/ネットワーク)

セットアップ前に、現状(OSバージョン、カーネル、ディスク、IP)を把握しておくと、トラブル対応が速くなります。

lsb_release -a
uname -r
df -h
free -h
ip a
ip r

7. 時刻とタイムゾーン(ログの整合性を取る)

ログ解析やチーム開発では時刻が重要です。タイムゾーンやNTP同期を確認します。

timedatectl
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

8. 日本語環境(必要な場合)

日本語表示や日本語入力を使う場合は、言語パックやフォントが必要になります。GUI環境で使うPCなら早めに整えておくと快適です。

sudo apt install -y language-pack-ja
locale

補足: IME(日本語入力)はデスクトップ環境やUbuntuの版によって推奨構成が変わります。GUI上の「言語サポート」設定も併用してください。

9. SSHサーバー(リモート接続する場合)

別PCから接続して開発したい場合はSSHサーバーを入れておきます。

sudo apt install -y openssh-server
sudo systemctl enable --now ssh
systemctl status ssh --no-pager

10. ファイアウォール(必要な場合)

サーバ用途や外部ネットワークに置く場合はUFWで最小限のポートだけ開けるのが基本です。SSHするなら、先にSSH許可を追加してから有効化します。

sudo ufw allow OpenSSH
sudo ufw enable
sudo ufw status verbose

注意: リモート作業中に誤ったルールで有効化すると、接続が切れる可能性があります。必ず手元で復旧できる手段を確保してから行ってください。

11. 失敗したサービスの確認(困ったら最初に見る)

起動やアップデート後に不調を感じたら、まず「失敗しているサービス」を確認すると原因が絞れます。

systemctl --failed --no-pager
journalctl -b -p warning --no-pager | tail -n 80

12. クリーンアップ(容量が厳しいとき)

開発ではDockerイメージやビルド成果物で容量が増えがちです。OS側でできる範囲のクリーンアップも覚えておくと役立ちます。

sudo apt clean
sudo apt autoremove -y
sudo du -h -d 1 /var | sort -h | tail -n 20

13. ネットワーク疎通とDNS(aptが失敗するとき)

apt updatecurl が失敗する場合、まずは「IP疎通」と「名前解決」を分けて確認すると原因が絞れます。

# IP疎通(ネットに出られるか)
ping -c 3 8.8.8.8
# DNS(名前解決できるか)
ping -c 3 google.com
# HTTPS確認(プロキシ/証明書の影響も見える)
curl -I https://example.com